教会報 空の鳥2025年9月No.454

すべてのいのちを守るための月間(9月1日~10月4日)

教皇フランシスコは2019年に「すべてのいのちを守るため」をテーマとして来日し、多くのメッセージを残して下さいました。これに応えて実際的な行動を呼びかける為に制定されたのがこの月間です。

9月1日(正教会における「被造物の保護を祈る日」)から10月4日(アシジの聖フランシスコの記念日)という期間は元は2007年の第3回ヨーロッパエキュメニカル会議が「被造物のための期間」として提唱し、世界教会会議に支持され、教皇が同調されました。全ての人が手を取り合わなければ、すべての命は守れません。

ですから、エキュメニカルな視点も諸宗教との協力も、ともに不可欠なのです。

被造物を大切にする世界祈願日(9月7日)

回勅「ラウダート・シーともに暮らす家を大切に」(2015年)で、全世界の人に向けて、エコロジー(自然保護)に取り組むよう訴えた教皇フランシスコは、東方正教会に倣って、環境保護のための助けを願う日をカトリック教会の暦に加えました。

 地球規模の環境悪化が進む中、自然を破壊することなく、「わたしたちの家」である地球を大切にし、調和のうちに発展していく事が出来るよう、この日、全世界のカトリック教会で祈りが捧げられます。

十字架称賛(9月14日)

エルサレムでは5世紀から十字架を礼拝する習慣があり、東方教会に広まり、7世紀にローマに取り入れられました。キリスト者の救いと勝利の希望であるキリストの十字架を思い起こす祝日です。

祖父母と高齢者のための世界祈願日(9月14日)

この祈願日は2021年、新型コロナウイルス感染症のパンデミックの最中に制定されました。感染拡大防止のため、多くの高齢者が孤独のうちに置かれ、誰にも看取れらる事なく亡くなりました。その悲劇は、苦しむ人に寄りそうというキリスト者の召命について、改めて考えるよう促します。

この祈願日の教皇メッセージは、とりわけ高齢者自身へと向けられます。

教皇は記憶を保ち信仰を伝えるという高齢者の使命を繰り返し説いています。高齢者には、社会において担うべき役割りがあるのです。ですから高齢者にとってはその使命の自覚が、後の世代にとっては高齢者の果たす役割りへの理解が、それぞれ求められます。家庭にも教会にも、高齢者が活躍する場、あらゆる世代が繋がって協働する場が必要なのです。

世界難民移住移動者の日(献金)9月28日

1970年に聖パウロ六世教皇が設立しました。各小教区とカトリック施設が、国籍を超えた神の国を求めて、真の信仰共同体を築き全世界の人々と「ともに生きる」決意を新たにする日です。

 この日は主に滞日・在日外国人、海外からの移住労働者、定住条約難民、外国人船員や国際交通機関の乗組員とその家族のために「祈り・司牧的協力・献金」がささげられ、それらは日本カトリック難民移住移動者委員 会を通じて、幅広く支援に役立てられています。

ファミリー紹介No392

ベルナデッタ M.Nさん 2016年7月11日生まれ

6月22日に初聖体の秘跡を頂きました。A小3年生。

尊敬する人 家族

好きな言葉 明けない夜はないから

好きな学科 習字

学校で楽しい事 友達と話す事

ご聖体をいただいて思う事 味がなく本当に神様の体なのかと思った。侍者を頑張りたい。

将来の夢 警察官か幼稚園の先生

転出(お元気で)

チェチリア A.Sさん 長崎教区丸尾教会へ

9月の行事予定

9月1日(月)~10/4(土) すべてのいのちを守るための月間

9月2日(火) マルコ神父様誕生日

9月6日(土) 草刈り作業日(7:00~)

9月7日(日) 被造物を大切にする世界祈願日 マリア婦人会例会

9月13日(土) ワックス掛け(9:00~)

9月14日(日) 祖父母と高齢者のための世界祈願日 十字架賞賛 敬老のお祝い 「聖年の日」分かち合い

9月15日(月) 宮崎おとなの教会学校(南教会)

9月21日(日) 司牧評議会

9月28日(日) 世界難民移住移動者の日(献金) エマオ短歌会 子どもミッション(高鍋教会)

お知らせとお願い

◎9月13日(土)はワックス掛け、屋外清掃奉仕日です。ご協力をお願いします。9:00~

◎9月14日(日)は「敬老の日」のお祝いです。「病者の塗油」の秘跡をいただけます。ミサ後、1階ホールで茶話会を予定しています。沢山お集まり下さい。

◎8/10(日)の「夕涼み会」は20数名集まり楽しみました。Sさんがミニライブをして下さいました。また、焼きソバ、餃子、ウインナーソーセージ、お菓子の差し入れがありました。ありがとうございました。行事と重なり子どもの参加は少なかったですが、花火もしました。

◎イルヴィン・グティ神父様が協力司祭として来て下さいました。  

「少年・少女のつどい」で楽しかった事

ベルナデッタ M.N

8月8日9日一泊二日で「大分教区少年・少女のつどい」がテーマ「教会へいこう」で行なわれました。全体の参加者は30人ほどで南教会からはわたしとK.Aさんが参加しました。 

1日目は西都教会に行ってミサをしました。その後西都幼稚園に行って名札に名前を書いてアイスを食べました。その後,綾川荘に行って、すぐとなりの体育館にいき、オリエンテーションをしたり。ゲームをしました。その後夕飯を食べました。体育館に行きテーマを深める時間となりました。その後はお風呂に入り、部屋にもどり、ねました。

次の日は朝おきて、おいのりをし、体操をしたあと、朝食を食べ、その後はゲームをして楽しみました。そして、部屋にもどりにもつをまとめて、少ない人数でジェスチャーゲームをした後は、宮崎教会に行き、お昼ご飯を食べて、ふりかえりをし、おいのりをして、かいさんしました。

「少年・少女」で友だちもできたのでとても楽しかったです。