教会報 空の鳥2025年10月No.455

キリストの心を伝えよう 10/19(日)は世界宣教の日(献金)

世界には、まだキリストを知らない人が沢山います。私たちはキリストを知らない人達に囲まれて生きています。キリストを伝えることである宣教は、神の子供、キリストの弟子となったわたしたち皆に与えられている使命です。

「世界の全てが、キリストの心によって満たされますように」

と祈り、積極的な行動的協力、献金による援助が呼びかけられています。この献金は各国からロ-マに送られます。日本も毎年沢山の援助を受けています。頂くばかりでなく世界の宣教地の為に少しでもお手伝いし、協力するように努めましょう。

10月はロザリオの月

ロザリオとは「バラの花冠」という意味です。

 ポルトガル国ファチマにご出現(1917年)なさいました聖母マリア様は「私はロザリオの元后と呼ばれるものです」とお名乗りになり、また「毎日ロザリオの祈りを唱えなさい」とお勧めになりました。

「ロザリオは社会を害する悪と戦うための効果的な霊的武器である」   

ロザリオの祈りは「マリアと一緒に、キリストのみ顔を観想する」もので祈りを繰り返す事によって私たちの「いのち」のリズムを神の「いのち」のリズムにあわせていく。短い祈りを「繰り返す」ことによって人間の知恵をはるかに超える神の神秘の中に入っていく。                     

大分教区聖年の集い

日時 11/3(月)

会場 延岡文化ホール

(今年は聖年に当たりますので、「男性の集い」「女性の集い」「インターナショナル・デー」を一緒にして、大分、宮崎を一緒にして教区の集いにしました。出来る限りご参加くださるようお願いします。詳細は後日お知らせします。参加される方の昼食の弁当は10/12までに申し込んで下さい。)

ファミリー紹介No393

イルヴィン・グティレス神父様 1988年9月13日生まれ

協力司祭として来宮して下さいました。南宮崎、日南、串間3教会の司牧をして下さいます。

お生まれ メキシコ合衆国グアナファト州レオン市

ご家族 両親、弟2人

神父になった動機  子どもの時からミサに与るのが大好きでイエス様のことを思うだけで幸せを感じ、イエス様のメッセージ、イエス様と共に居る幸せを沢山の人々と分かち合えればと思いました。アフリカで宣教しようと思いましたが、私の召命と霊性はアジアにあると感じました。

司祭叙階  2021年8月21日ハリスコ州アンダレス市で恵みを受け、レオン市の「償いの大聖堂」で初ミサを捧げました。1年間アメリで英語の勉強をし、2022年8月22日来日し、2025年8月18日来宮、江平の聖ザベリオ宣教会に居ます。日本語が上達するよう頑張ります。皆さん宜しくお願いします。

10月の行事予定

10月5日(日) 施設中間確認 聖年の分かち合い

10月12日(日) 大分教区召命の日 マリア婦人会例会

10月19日(日) 世界宣教の日(献金) 司牧評議会

10月26日(日) エアコン、扇風機点検、収納、ストーブ設置

11月1日(土) 諸聖人(祭) 聖堂清掃

11月2日(日) 死者の日 合同慰霊祭(ミサ後) エマオ短歌会

11月3日(月) 大分教区聖年の集い(延岡)

お知らせとお願い

◎敬老のお祝いが9月14日にありました。「病者の塗油」があり、神父様が各席まで来て下さいました、来年のカレンダーと子どもたちの手作り折り紙とマルコ神父様・信徒一同のメッセージがプレゼントされました。75歳以上の方は60名でした。ミサ後1階ホールで抹茶と和菓子の茶話会がありました。担当者の皆様有難うございました。

◎8月31日(日)大分教会から11月3日に行なわれる「大分教区聖年の集い」の広報担当者のNさんご夫妻が南宮崎教会のミサに参加され、「分かち合い」のファシリテーターもして下さいました。

◎9月6日(土)草刈り作業に6名参加くださいました。9月13日(土)のワックス掛けには子どもを含め10名参加くださいました。猛暑の中本当に有難うございました。

◎9月18日(木)マキシミリアノ・マリア・コルベ内藤恵介神父様(62歳)ご帰天されました。

◎聖堂2階北側窓の上の蜂の巣を撤去しました。

◎M.Nさん、K.Aさんの侍者デビューは「聖年の集い」に間に合うよう10月26日までにする予定です。

◎11月1日(土)は翌日に合同慰霊祭がありますので、聖堂の掃除をします。   

忘れられない言葉 「柳緑花紅」

 

アグネス S.U

中村哲医師をご存知の方も多いと思います。哲さんはパキスタンでハンセン病患者の治療や支援を行い、アフガニスタンに活動を広げ,大干ばつによる水不足で息絶えていく現地の人達の支援を行なった方です。

 多くの井戸を掘り約24キロにも及ぶ用水路を建設し砂漠化していた場所を緑溢れる広大な農地へと変えました。哲さんの支援は一方的ではなく、現地の人を雇い仕事を与え自立を促す支援も行ないました。

 終わりのない支援を続けられた哲さんの生き方や考え方は、私も人の為に出来る事はないかと真剣に考える意味を与えてくれました。そんな哲さんが大事にされていた言葉が「柳緑花紅」です。自然がありのままの姿の美しさを称えた言葉です。飾る事を否定しませんが、生まれたての赤ちゃんのような美しい心を意識して過ごしていけたらと思います。