世界病者の日(2/11)
2月11日のルルドの聖母の記念日に、病者に対してふさわしい援助を提供し、苦しんでいる人が自らの苦しみの意味を受け止められるようにカトリック医療関係者だけでなく、社会一般に広める事を目的に教皇ヨハネ・パウロ二世が1993年に定めました。共同体の中でも、現在、加療中の方が数名居られます。お祈りしましょう。
日本26聖人殉教者(2/5)
今から424年前の1597年2月5日、豊臣秀吉の禁教政策でキリシタン弾圧の為、フランシスコ会のスペイン人神父3人、修道士3人とパウロ三木はじめ17人の成人、12歳のルドビコ茨木など少年3人の日本人が京阪地方で逮捕され、長崎に送られ、長崎の立山で磔刑によって殉教しました。1862年全員聖人に列聖されました。現在、長崎に26聖人記念レリーフが、ローマ、チビタベッキャに26聖人に奉献された教会があります。
四旬節に入る(2/17〜4/3)
2/17(水)の「灰の水曜日」から4/3(土)の復活祭前日までの6週間半、日曜日を除いた40日間を四旬節と言います。荒野でイエス様が、40日間断食なさった事を記念する聖節で信徒は自己の罪を痛悔し、祈りと犠牲を捧げ、復活祭をふさわしく迎える準備をします。
灰の水曜日・・・枝を燃やした灰を頭に受け(罪を悔い、回心を表す行為)四旬節に入る決意をする(灰を受けられるのはこの日だけです)
大斎・・・1日に1回だけの十分な食事とそのほかに朝ともう1回わずかな食事をとる(18歳〜59歳)
小斎・・・肉類を食べない(14歳〜)
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ご帰天(12/28)
パウロ 浜口末男司教様(72歳)
■2月の行事予定■
2/2(火)主の奉献
2/5(金)日本26聖人殉教者 初金(18:00)
2/11(木)世界病者の日 ルルドの聖母
2/13(土)中高生会
2/14(日)どんど焼き
2/17(水)灰の水曜日(大斎・小斎)(19:00)
2/19(金)「十字架の道行き」(18:30)
2/21(日)黙想会9:00〜講演 山下神父様 10:00〜ゆるしの秘跡 11:00〜ミサ(ミサ後解散) 司牧評議会 ベトナム語ミサ(14:00)
2/28(日)輪和話ミサ
(四旬節中2/19(金)から毎金曜日に「十字架の道行き」が18:30からあります)
■お知らせとお願い■
・大分教区の浜口末男司教様が昨年12/28に悪性黒色腫のため大分県由布市内の病院で逝去されました。葬儀ミサは12/30に大分教会で行われ高見三明大司教が主司式し、前田万葉枢機卿が説教を行いました。南宮崎教会からはロペス神父様が通夜に、信徒会長が葬儀に参列しました。司教様は昨年夏頃に体調を崩されてから、病気の進行が早かったです。私達に知らされたのは12/27(日)で子ども達がロザリオを先唱して共同体で回復を祈りましたが、翌日急逝されました。司教さまは2011年6月に大分教区司教として着座しました。「活気のあるバランスの良い共同体」と南宮崎教会を特別愛してくださいました。「こだま1月号」の年頭の書簡が遺稿となりました。1月末まで宮崎教会の小聖堂にご遺骨が安置されました。
・2/14(日)にドンド焼きをします。昨年の枝やご絵をお持ちください。(エントランスに箱を置きます)
・四旬節中、毎金曜日に「十字架の道行き」の祈りが18時30分からあります。「ゆるしの秘跡」は8:30〜8:55できます。信心業として福音書の書写をして奉納して下さい。「愛の献金」の趣旨を理解し、寄付に努めましょう。
・新型コロナ感染症が宮崎でも拡大し、緊急事態宣言が出て、1/9〜1/31(主日)の公開ミサができませんでした。
■教会清掃当番■
2/7(日)全員
2/13(土)大塚、月見ヶ丘、中村地区 9:00
2/20(土)清武、木花、赤江地区、地区外 9:00
2/27(土)恒久地区 9:00
3/7(日)全員
■コラム■川野シスターのイタリア体験記(思い出のおすそ分け)
マリア・マグダレナ 川野恩美 (5)
ある時、一人の姉妹が、日本には西暦とは違う時代の呼び方があると聞き、どんな時に時代が変わるのかと質問してきました。私は日本の事なので、「テンペラトゥーラが変わると時代が変わる」と自信を持って答えました。もちろん、「天皇が変わる時」と言いたかったのです。ところが、天皇はイタリア語で「インペラトーレ」で、私が言った「テンペラトゥーラ」は気温のことでした。気温が変わる度に時代が変わる?周りで聞いていた人達は大爆笑。こんな笑い話は長い海外生活の中で山ほどあります。皆と笑いながら、失敗に強い人間になれたかも知れません。イタリアに着いて半年後、本部があるパルマからローマまで一人旅をした時のこと、駅まで送ってもらい、電車に乗り込むと、後は特急列車で4時間、周りは知らない人ばかり、英語が苦手でイタリア語もまだまだ。 (続く)