空の鳥(sora-no-tori)2021年8月no.405 (web版)

平和への祈りをこめて

日本カトリック平和旬間(8/6〜8/15)

1981年教皇ヨハネ・パウロ二世は「過去を振り返ることは、将来に対する責任を担うことである。」とする「平和アピール」を広島で発表されました。戦争を振り返り、平和を思う時、平和は単なる願望でなく、具体的な行動でなければなりません。そこで、日本カトリック教会は、その翌年、最も身近で忘れることが出来ない、広島や長崎の事実を思い起こすのに適した8/6〜8/15までの10日間を「日本カトリック平和旬間」と定めました。「平和旬間」に広島、長崎教区では全国から司教をはじめとして多くの信者が集まり、「平和祈願ミサ」が捧げられます。
各教区でも平和祈願ミサや平和行進、平和を主題とした映画会、講演会、研修会、平和を求める署名などが行われます。
南宮崎教会では、2011年から「平和の鐘・一振り運動」に参加しています。犠牲者を追悼し、世界平和を願い原爆投下の8/6広島(8:15)8/9長崎(11:02)教会で鐘を鳴らします※。教会へ来られなくても家庭で、職場で心を合わせてお祈り下さい。

(※今年は中止となりました。8/5)

 

聖母被昇天(8/15)

聖母マリアはキリストの死後、使徒ヨハネに見守られて、おおよそ70年の生涯を閉じられました。これを「聖母の被昇天」と言います。聖母は神の計らいによって原罪を免れたように、その結果である「死」の腐敗も免れました。

 

平和の鐘一振り運動

1945年8月にアメリカによって広島、長崎に原爆が投下された。その時、原爆投下、たったの10秒間での放射能放出、熱線、爆風によって、その年の暮れまでに21万の人々が、死の刻印を押された。その一瞬を、一振りの鐘で表し、広島、長崎の犠牲者を追悼し、長崎を最後の核兵器投下の地とすることを誓い、世界の平和を願って始められました。今や、世界各国で、日本各地で行われています。南宮崎教会では2011年からK.Kさん、T.Yさんの呼びかけで参加しています。

 

■8月の行事予定■

8/6(金)主の変容 平和の鐘(広島8:15※)初金(18:00)
8/6〜15 日本カトリック平和旬間
8/8(日)ゆるしの秘跡(ミサ後個人)
8/9(月)平和の鐘(長崎11:02※)
8/15(日)聖母被昇天祭(ミサ9:00)共同慰霊祭(ミサ後)
8/26(木)南宮崎教会創立記念日(59年目)
8/28(土)〜19(日)九州青年キャンプ
9/1(水)〜10/4(月)すべてのいのちを守るための月間
9/3(金)初金(18:00)
9/5(日)被造物を大切にする世界祈願日 子どもミッション

(※今年は中止となりました。8/5)

 

■お知らせとお願い■

・「日曜学校」、「中・高生会」は7/18〜9月まで夏休みです。
・マリア婦人会では、7/11からコロナ禍の諸事情で生理の貧困で困って居る方の為にナプキンをトイレに置きました。必要な方はご利用下さい。
・教会の屋根、外壁の塗装は7/22〜8/14までの予定です。が、天候の都合でずれ込むこともあります。ご協力をお願いします。
・8/8(日)は「聖母被昇天祭」前の「ゆるしの秘跡」(個人)があります。済みましたらお帰りください。そのため掃除は前日の土曜日にします。参加できる方は9:00に教会に来て下さい。
・8/15(日)は共同慰霊祭を予定しています。この日は「聖母被昇天祭」でもあります。掃除は特別に前日の土曜日にします。参加できる方は教会に9:00に来てください。
・教区報「こだま」501号に掲載されました「堅信授業案 南宮崎教会篇」で紹介されていました記事をご覧になりましたか?その冊子を紹介します。8名のカテキスタの養成を受けたスタッフ方がそれぞれのタレントを出し合って堅信の秘跡の充実を図るため作り上げました。山下神父様が他の小教区や共同体で活用を勧める程、立派なものです。改めて南宮崎教会の子供達は幸せだなと思います。
・四日市のサレジオ志願院で元気で励んでいるT.U君、Y君が夏休みで帰省しました。それぞれ、高3、中2になり、逞しくなりました。私達も2人が志を全う出来ますよう祈りで応援しましょう。
・「川野シスターのブラジル体験記」は紙面の関係上割愛させて頂きます。次号をお楽しみに。

 


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