空の鳥(sora-no-tori)2022年2月no.411 (web版)

世界病者の日(2/11)

2月11日のルルドの聖母の記念日を、病者に対して最もふさわしい援助を提供し、苦しんでいる人が自らの苦しみの意味を受け止められるように助ける必要がある事をカトリック医療関係者だけでなく、社会一般に訴える事を目的に教皇ヨハネ・パウロ二世が1993年に定めました。共同体の中でも、現在、加療中の方が数名居られます。お祈りいたしましょう。

 

日本26聖人殉教者(2/5)

今から424年前の1597年2月5日、豊臣秀吉の禁教政策のキリシタン弾圧の為、フランシスコ会のスペイン人神父3人、修道士3人とパウロ三木はじめ17人の成人、12歳のルドビコ茨木など少年3人の日本人が京阪地方で捕縛され、長崎まで歩かされ、長崎の西坂で磔刑によって殉教しました。1862年全員聖人に列聖されました。現在、長崎に26聖人記念レリーフが、ローマのチビタベッキアに26聖人に奉献された教会があります。

 

四旬節に入る(3/2〜4/16)

3/2(水)の「灰の水曜日」から4/16(土)の復活祭前日までの6週間半、日曜日を除いた40日間を四旬節と言います。荒野でイエス様が、40日間断食なさった事を記念する聖節で信徒は自己の罪を痛悔し、祈りと犠牲を捧げ、復活祭をふさわしく迎える準備をします。

灰の水曜日・・・枝を燃やした灰を頭に受け(罪を悔い、回心を表す行為)四旬節に入る決意をする(灰を受けられるのはこの日だけです)
大斎・・・1日の食事を半分減らす(18〜59歳)
小斎・・・肉類を食べない(14歳〜)

 

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黙想会 ゆるしの秘跡ご案内

日時 2/27(日)
<スケジュール>
講話 9:00〜10:00
ミサ 10:15〜11:00
ゆるしの秘跡(個人)11:00〜
<黙想会講師>
竹内昭彦神父様(延岡教会)

 

■2月の行事予定■

2/2(水)主の奉献
2/5(土)日本26聖人殉教者
2/7(月)ぶどうの木(9:00〜12:00)
2/10(木)山下神父様聖書講座
2/11(金)世界病者の日 ルルドの聖母
2/20(日)司牧評議会
2/21(月)ぶどうの木(9:00〜12:00)
2/27(日)黙想会・ゆるしの秘跡 ドンド焼き
3/2(水)灰の水曜日(大斎・小斎)(19:00)四旬節愛の献金(四旬節中)
3/4(金)世界祈祷会 十字架の道行き(ミサ後)

 

■お知らせとお願い■

・2/27(日)にドンド焼きをします。昨年の枝をお持ちください。(エントランスに箱を置きます)
・第6波でコロナ感染者が増えています。宮崎も1/21からまん延防止等重点措置の適用地域になり、日毎に感染者最多が更新され、1/29(土)〜2/13(日)の主日のミサは自粛をお願いしました。
・「ぶどうの木」が、まずまずの滑り出しをしています。カトリックに興味のある方が参加しやすいようで、宣教に一役買っています。なお、「賛助会員」を募集しています。直接出向けなくても、祈り、資金援助、その他のご協力をお願いします。
・「シノドス」のアンケートの要請が届いています。会長が毎ミサ後説明します。ご協力お願いします。ネットでも回答できます。
・エレベーターの調子が悪く困っています。砂埃がドアの敷居に入って開閉に支障が生じました。耐久年数のこともあり、交換が必要です。
・2/27(日)は黙想会、ゆるしの秘跡などがありますので、全員掃除が出来ません。前日の土曜日9:00〜にしますので、ご協力をお願いします。
・昨年末、ミサ中突然倒れられた大分教区使徒座管理者であり、鶴崎教会主任の田口孝志神父様のご回復を願ってミサ後こども達が先導して共同体でロザリオ一連捧げています。1/18 現在ICUに入って居られると報告がありました。病気の田口神父様に替わり教区使徒座管理者に山下神父様が任命されました。

 

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ファミリー紹介

マリア・コンソラータ M.Nさん

清武にお住まいです
受洗教会  幟町教会(広島教区)
趣味 語学、声楽、ジブリ作品鑑賞
尊敬する人 風の谷のナウシカ
好きな聖句 求めなさい。そうすれば、与えられる(マタイ7・7)
宮崎の印象 のんびりとしていた時間がながれていて、以前住んでいたタイのように感じます。
南宮崎教会の印象 アットホームな雰囲気で居心地が良いです。
ご家族   1歳の娘と3人です。よろしくお願いします。

 

■コラム■川野シスターのブラジル体験記(思い出のおすそ分け)

マリア・マグダレナ 川野恩美 (4)

食べながら自分の身の上話をしてくれました。生まれながらに路上生活なわけではないのです。たった一度、酒の席で失敗し、仕事も家族も無くしてしまったこの男性。でも、もう元の生活には戻れないと言います。この卵のことがあってから、食事を貰いに来ると、私を呼んでは、いろんな話をしてくれました。
私達は、彼を「卵の人」と呼びました。この「卵の人」が涙ながらにはなしてくれたことが、今でも私の心に響いています。
彼は、玄関先で食事をしながら、私に言いました。「イルマン(シスターの意)神様はいるね」と。どうしてそう思ったのか尋ねると、ある出来事を話してくれました。 (続く)


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