空の鳥(sora-no-tori)2023年9月no.430 (web版)

すべてのいのちを守るための月間(9/1~10/4)

教皇フランシスコは2019年に「すべてのいのちを守るため」をテーマとして来日し、多くのメッセージを残して下さいました。これに応えて実際的な行動を呼びかける為に制定されたのがこの月間です。
9/1(正教会における「被造物の保護を祈る日」)から10/4(アシジの聖フランシスコの記念日)という期間は元は2007年の第3回ヨーロッパエキュメニカル会議が「被造物のための期間」として提唱し、世界教会会議に支持され、教皇が同調されました。全ての人が手を取り合わなければ、すべての命は守れません。
ですから、エキュメニカルな視点も諸宗教との協力も、ともに不可欠なのです。

 

被造物を大切にする世界祈願日(9/3)

回勅「ラウダート・シーともに暮らす家を大切に」(2015年)で、全世界の人に向けて、エコロジー(自然保護)に取り組むよう訴えた教皇フランシスコは、東方正教会に倣って、環境保護のための助けを願う日をカトリック教会の暦に加えました。
地球規模の環境悪化が進む中、自然を破壊することなく、「わたしたちの家」である地球を大切にし、調和のうちに発展していく事が出来るよう、この日、全世界のカトリック教会で祈りが捧げられます

 

十字架称賛(9/14)

エルサレムでは5世紀から十字架を礼拝する習慣があり、東方教会に広まり、7世紀にローマに取り入れられました。キリスト者の救いと勝利の希望であるキリストの十字架を思い起こす祝日です。

 

世界難民移住移動者の日(献金)9/24

1970年に聖パウロ六世教皇が教皇庁移住・観光者司牧委員会(現在の移住・移動者司牧評議会)を設立した事を受け「各小教区とカトリック施設が、国籍を超えた神の国を求めて、真の信仰共同体を築き、全世界の人々と「ともに生きる」決意を新たにする日」として設立されました。
「世界難民移住移動者の日」には、おもに滞日・在日外国人、海外からの移住労働者、定住・条約難民、外国人船員や国際交通機関の乗組員とその家族のために「祈り・司牧的協力・献金」が捧げられ、それらは日本カトリック難民移住移動者委員会を通じて、幅広く支援に役立てられています。

 

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洗礼おめでとう!!

マルゲリタ・マリア・アラコク  K.Mちゃん
マッシミリアノ・マリア・コルベ  H.Mちゃん
(8/15に洗礼の秘跡をいただきました。K.Mさんのお子さんです)

 

■9月の行事予定■

9/1(金)~10/4(水)すべてのいのちを守るための月間
9/2(土)マルコ神父様誕生日
9/3(日)被造物を大切にする世界祈願日
9/10(日)司牧評議会
9/14(木)十字架称賛 山下神父様聖書講座
9/17(日)敬老の日(病者の塗油)
9/24(日)世界難民移住移動者の日(献金)こどもミッション(宮崎)
9/30(日)ワックスかけ、屋外清掃(9;00~)
10/1(日)施設中間確認

 

■お知らせとお願い■

・9/17 (日)は「敬老の日」のお祝いです。コロナが収束とはいきませんので今年も祝賀会はできませんが、「病者の塗油」の秘跡をいただけます。
・9/30(土)はワックス掛け、屋外清掃奉仕日です。9時から始めます。前回は、少人数で困りました。沢山の方のご協力をお願いします。
・8/9の「平和の鐘」は諸事情で出来ませんでした。
・8/11(金)の「夕涼み会」は久しぶりの集いで20数名集まり楽しみました。
・7/28・29の「少年・少女のつどい」は南教会から6名参加しました。
・1階ホールの床の張替え工事が終了しました。ご協力ありがとうございました。以前より傷つきやすい材質なので、靴の汚れやヒールの踵で傷つけないようお願いします。なお、流し台が古くなっていたので予算内で新しく交換しました。
・教会の庭の草刈を猛暑の中、K.Nさん、T.Sさんがして下さいました。

 

「少年・少女のつどい」から生まれた仲

アナ・マリア M.S

7月28日・29日一泊二日で「少年・少女のつどい」が延岡教会で行なわれました。全体の参加者は30人ほどで南教会からは6名参加しました。スタッフの方も30人ほどでした。
私が一番楽しかった事は、プールと、みんなと歌ったことです。
プールでみんなで水を掛け合ったり、競争したり、ワイワイ出来た事が楽しかったです。ミサの中で声を合わせ歌ったのも思い出になりました。
私は初め1泊2日で参加したり、大分教区のみんなと集まって過ごす事も少なかったので、みんなと仲良くできるか心配でした。でも、いろんな人が話しかけてくれたのでうれしかったです。
これからは、色々な行事に参加して仲をみんなと、深めたいです。


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