8月12日(日)に大分カトリック教会にて、カトリック平和旬間シンポジウムが開催されます。テーマは、「平和・勇気・出会い 司教団メッセージ「原子力発電の撤廃を」を深めるために」です。日本カトリック司教協議会社会司教委員会との共催です。
以下、大分教区の平和旬間実行委員長・川口敏神父様と日本カトリック司教協議会社会司教委員会委員長・浜口末男司教様によるメッセージを転載いたします。
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日本の司教団は、東日本大震災から8ヶ月後の2011年11月8日に、メッセージ「いますぐ原発の廃止を」を発表いたしました。さらにその5年後の2016年11月11日に、メッセージ「原子力発電の撤廃を」と共に、『今こそ原発の廃止を 日本カトリック教会の問いかけ』を刊行し、科学的、哲学的、神学的な考察を行なっております。折しもその間、教皇フランシスコ様の『回勅 ラウダート・シ』も発表され、大きく視野が開かれることになりました。
今回開かれる大分教区での平和旬間では、日本が唯一の被爆国であることを踏まえ、核エネルギーに対してどのように対処したらよいかを考えたいと思います。
(転載ここまで)
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■日時 2018年8月12日(日曜日)午前9時30分から午後2時30分まで
■会場 大分カトリック教会(大分市中央町3丁目7−30)
■主催 カトリック大分教区
■共催 日本カトリック司教協議会 社会司教委員会
【プログラム】
9:30 主日ミサ 司教説教 浜口司教
10:45 シンポジウム (子どもは別プログラム)
はじめに詩の朗読 大爺さん朗読(ヒロシマの空、生ましめんかな、深海魚のように)
1)大口玲子さん(歌人、都城教会信徒)福島第一原発事故後の状態と避難移動
2)徳田靖之さん(弁護士)日本の原発に対する司法界の取り組みとその運動への参加の呼びかけ
12:30 昼食休憩 DVD上映「日本と再生」
13:00 シンポジウム
3)光延一郎神父(上智大学教授)神学の立場から
14:00 ロザリオ
14:30 司教様による祈りと祝福
終了
当日は遠方かつ開始が早く、一方で南宮崎教会ではミサ後に3人の神父様によるゆるしの秘跡がありますが、またと無い機会ですので、参加できる方はぜひご参加ください。今年3月まで当教会に在籍しておりました大口玲子さんもパネラーとして参加されます。