空の鳥(sora-no-tori)2018年8月no.369 (web版)

平和への祈りをこめて 日本カトリック平和旬間(8/6〜8/15)

1981年教皇ヨハネ・パウロ二世は「過去を振り返ることは、将来に対する責任を担うことである。」とする「平和アピール」を広島で発表されました。戦争を振り返り、平和を思うとき、平和は単なる願望でなく、具体的な行動でなければなりません。そこで、日本のカトリック教会は、その翌年、最も身近で忘れることが出来ない、広島や長崎の事実を思い起こすのに適した8/6〜8/15までの10日間を「日本カトリック平和旬間」と定めました。「平和旬間」に広島、長崎地区では全国から司教をはじめとして多くの信者が集まり、「平和祈願ミサ」が捧げられます。

各教区でも平和祈願ミサや平和行進、平和を主題とした映画会、講演会、研修会、平和を求める署名などが行われます。

南宮崎教会では「平和の鐘・一振り運動」に参加しています。犠牲者を追悼し、世界平和を願い原爆投下の8/6広島(8:15)8/9長崎(11:02)教会で鐘を鳴らします。一緒に心を合わせて祈りましょう。

 

聖母被昇天(8/15)

聖母マリアはキリストの死後、使徒ヨハネに見守られて、おおよそ70年の生涯を閉じられました。これを「聖母の被昇天」といいます。聖母は神の計らいによって原罪を免れたように、その結果である「死」の腐敗も免れました。

 

平和の鐘・一振り運動

1945年8月にアメリカによって広島、長崎に原爆が投下された。その時、爆弾投下、たったの10秒間での放射能放出、熱線、爆風によって、その年の暮れまでに21万人の人々が、死の刻印を押された。その一瞬を、一振りの鐘で表し、広島、長崎の犠牲者を追悼し、長崎を最後の核兵器投下の地をすることを誓い、世界の平和を願って始められました。今や、世界各国で、日本各地で行われています。南宮崎教会では2011年からK.Kさん、T.Yさんの呼びかけで参加しています。教会で家庭で職場で心を合わせて祈りましょう。

 

■8月の行事予定■

8/3(金)初金(18:00)

8/4(土)ワックス掛け(9:00) (7/28が変更)

8/6(月)主の変容 広島(8:15)平和の鐘

8/6(月)〜15(水)日本カトリック平和旬間

8/9(木)〜10(金)中・高生長崎平和学習

8/9(木)長崎(11:02)平和の鐘

8/12(日)ゆるしの秘跡(個人)ミサ後(司祭3名) 平和旬間シンポジウム

8/15(水)聖母の被昇天(9:00) 共同慰霊祭(ミサ後)霊堂前 墓地ミサ(19:00)

8/25(土)〜26(日) 青年キャンプ(ザビエル教会)

8/26(日)南宮崎教会創立記念日(56年目)

9/1(土)中・高生会(19:00)

9/1(土)〜2(日)男性の集い(都城)

* * * * *

「男性の集い」ご案内

日時  9/1(土)15:00 〜2(日)

場所 都城教会 ホテル中山荘

テーマ 大分教区の歴史とこれから「若者と共に」

〜大友宗麟の豊後キリシタン府内教区時代から現代、そして大分教区の現状と課題〜

講師 浜口末男 司教様

費用 ¥13,000

担当教会 都城、小林

 

「平和旬間シンポジウム」ご案内

日時  8/12(日)9:30〜14:30

場所 大分カトリック教会

テーマ 「原子力発電の撤廃を」深めるために

シンポジウム 大口玲子さん、徳田靖之弁護士、光延一郎神父様

主催 カトリック大分教区

 

■お知らせとお願い■

・大分教区「インターナショナルデー(宮崎大会)」が11/23(金)の勤労感謝の祝日に開催されますが、企画、運営をして下さる実行委員を募集しています。信徒会長まで申し出てください。

・7/16(月)樹木の消毒、剪定をK.Nさん、T.Sさんがして下さいました。猛暑の中、ありがとうございました。

・8/12(日)は「聖母被昇天祭」の前の「ゆるしの秘跡」があります。ミサ後、3人の神父様がしてくださいます。共同ではありませんので、終わりましたらお帰りください。

・休暇の為、7/27〜9/5イタリアへ帰国中のパジニ神父様の留守中クラウディオ管区長様が司牧下さいます。

* * * * *

ご帰天 (7/26) ヨハネ T.Oさん (88歳)

 

■教会清掃当番■

8/5(日)全員 ミサ後

8/11(土)恒久地区 9:00

8/18(土)大塚、月見ヶ丘、中村地区 9:00

8/25(土)赤江地区、地区外 9:00

9/2(日)全員 ミサ後

 

■コラム■

「チャド体験記」9 ショファイユの幼きイエズス修道会 シスター クララ 泉 淑美

こうして出会った婦人たちと、昨年から手芸の会を始めました。

マクラメで小さなバッグを作っています。教会や修道会から依頼されたわけでなく、婦人たちとの出会いの中でうまれた小さなグループなので、まだこの先どうなるか分かりません。

彼女達の中にイエスの声を聴き、何か手伝うことができれば幸いと思います。

おわり

  お読み頂きありがとうございました

(文化の違う異国での生活の実体験を興味深く読ませていただきました。感謝いたします。)